小規模事業者持続化 補助金 〈共同・ 協業型〉とは
参画の
執筆: 法人融資ナビ編集部 / 公開: 2026-08-28 / 更新: 2026-10-01
小規模事業者持続化補助金〈共同・協業型〉は、個社が申請する通常枠とは異なり、商工会・商工会議所・事業協同組合などの地域振興等機関が申請者となって、5者以上の小規模事業者の販路開拓を支援する制度です。第3回公募の申請受付は2026年9月30日17時で終了し、採択発表は11月頃の予定です。次回公募の日程は、2026年10月1日時点で事務局から公表されていません。
要点
この記事で先に確認すること
- 第3回の申請受付期間(締切済み)
- 2026年8月14日から2026年9月30日17時まで。申請はJグランツによる電子申請のみだった
- 出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」https://r6.kyodokyogyohojokin.info/doc/r6_koubover6_kk3.pdf
- 第3回の採択発表時期と次回公募
- 採択発表は2026年11月頃の予定(変動する場合あり)。次回公募の日程は2026年10月1日時点で未公表
- 出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」・事務局サイト https://r6.kyodokyogyohojokin.info/
- 申請者と参画事業者数の要件
- 地域振興等機関である法人が申請し、5者以上の小規模事業者が参画することが必要
- 出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」https://r6.kyodokyogyohojokin.info/doc/r6_koubover6_kk3.pdf
- 補助上限額
- 参画事業者5者以上9者以下は2,000万円、10者以上は3,000万円
- 出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」https://r6.kyodokyogyohojokin.info/doc/r6_koubover6_kk3.pdf
- 補助金の支払時期
- 原則として事業終了後の精算払い。実績報告と証拠書類に基づき支払額が確定する
- 出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」https://r6.kyodokyogyohojokin.info/doc/r6_koubover6_kk3.pdf
SECTION 01
共同・協業型は誰が申請し、何を支援する制度か
この制度の申請者は、支援を受ける小規模事業者個社ではありません。商工会、商工会議所、都道府県中小企業団体中央会、商店街振興組合、事業協同組合などの「地域振興等機関」が主体となり、参画事業者の販路開拓を支援します。個人事業主は地域振興等機関にはなれません。
対象となる取組は、5者以上の参画事業者の商品・サービスの改良やブランディング支援に加え、展示会・商談会、催事販売、販売拠点の構築など、販路開拓の機会を一体で提供するものです。個社の設備購入や広告費を申請する通常枠ではなく、支援機関が複数事業者の販売力を高める事業に使う補助金です。
参画事業者は、商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)なら常時使用する従業員が5人以下、宿泊業・娯楽業または製造業その他なら20人以下という小規模事業者の定義を満たす必要があります。申請前には、自社が申請者になるのか、支援を受ける参画事業者になるのかを先に整理してください。
SECTION 02
第3回公募の日程(締切済み)・補助上限・支払時期
第3回公募は2026年7月8日に公募要領が公開され、申請受付は8月14日から9月30日(水)17時までで終了しました。採択発表は2026年11月頃の予定(変動する場合あり)と公募要領に記載されています。次回公募の日程は10月1日時点で公表されておらず、事務局は「公募詳細の公開をお待ちください」と案内しています。
第3回の申請はJグランツによる電子申請のみで、GビズIDプライムアカウントの取得には数週間程度かかると案内されていました。公募要領では、採択発表から交付決定まで概ね1〜2か月かかる場合があるとされ、経費の発注・契約は交付決定の後にしかできません。次回の申請方法は、公募要領の公開後に確認してください。
補助上限は、参画事業者が5者以上9者以下なら2,000万円、10者以上なら3,000万円です。経費区分ごとに定額または補助率2/3以内が定められており、定額補助率の経費だけを計上する申請は認められません。第3回では、必要な数の参画事業者がそろっていない申請は要件不備として審査されずに不採択とされていたため、次回を検討する支援機関は参加者数を早めに固めておく必要があります。
補助金は原則として事業終了後の精算払いです。補助事業の実施期間は交付決定日から2027年12月10日までで、支出証拠をそろえた実績報告を経て支払額が確定します。立替資金が必要になり得るため、資金計画は補助金つなぎ融資の組み方も参照し、補助金を受け取る前の支払い原資を確認します。
SECTION 03
採択される計画に必要な支援体制と注意点
申請では、単に展示会を開く計画だけでは足りません。地域振興等機関が、商品・サービスや販売方法を磨く支援、販路開拓の機会、実施後の改善とフォローアップまでをつなげ、参画事業者がノウハウを習得して継続的に販路を開拓できる体制を示す必要があります。補助事業終了後も5年間の実施効果報告が求められます。
展示会・商談会では新規リーチ数、商談総合計数、新規取引先合計数、催事販売では来場者数や営業効率など、取組に応じた目標値を根拠とともに設定します。参画事業者が原則として自ら展示会・催事に参加する点も重要です。外部業者が代わりに販売するだけの企画ではなく、参画事業者自身の販売力を残す設計が審査の前提です。
同一の補助事業について国の他の補助金を重複受給することはできません。また、個社ごとのホームページ制作費は個別支援に当たるため対象外と案内されています。通常の持続化補助金との使い分けや補助金と融資の全体像は、補助金・助成金と融資の組み合わせ戦略で確認してください。
SOURCES
この記事で参照した根拠
- 01
第3回の申請受付期間(締切済み)
出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」https://r6.kyodokyogyohojokin.info/doc/r6_koubover6_kk3.pdf
- 02
第3回の採択発表時期と次回公募
出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」・事務局サイト https://r6.kyodokyogyohojokin.info/
- 03
申請者と参画事業者数の要件
出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」https://r6.kyodokyogyohojokin.info/doc/r6_koubover6_kk3.pdf
- 04
補助上限額
出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」https://r6.kyodokyogyohojokin.info/doc/r6_koubover6_kk3.pdf
- 05
補助金の支払時期
出典: 小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>事務局「第3回公募要領(第6版)」https://r6.kyodokyogyohojokin.info/doc/r6_koubover6_kk3.pdf
数値・制度は変更される場合があります。確認方法と訂正方針は 運営・編集方針をご覧ください。
FAQ
よくある質問
Q小規模事業者が単独で共同・協業型に申請できますか?▼
できません。申請者は地域振興等機関である法人で、商工会、商工会議所、事業協同組合などが想定されています。小規模事業者は、支援を受ける「参画事業者」として5者以上の体制に入る仕組みです。
個社で販路開拓に取り組む場合は、通常枠など別の公募類型を確認してください。
Q参画事業者は何者必要ですか?▼
最低5者の小規模事業者が必要です。5者以上9者以下なら補助上限は2,000万円、10者以上なら3,000万円です。複数の取組を申請する場合も、取組ごとに必要な参画事業者数を満たす必要があるため、途中離脱を想定した人数管理も重要です。
Q第3回公募はまだ申請できますか?▼
できません。第3回の申請受付は2026年9月30日(水)17時で締め切られ、公募要領は締切後の提出を受け付けないと定めています。採択発表は2026年11月頃の予定で、次回公募の日程は2026年10月1日時点で公表されていません。
次回もJグランツで申請する場合に備え、GビズIDプライムアカウントは取得に数週間程度かかる点を踏まえて早めに準備してください。
Q展示会を開くだけの計画でも対象になりますか?▼
展示会や商談会は対象となり得ますが、場を提供するだけでは足りません。商品・サービスの改良やブランディング、販路開拓後のフォローアップまでを含むワンストップの支援体制が必要です。参画事業者が原則として自ら参加し、販売力を身につける計画であることも求められます。
Q補助金はいつ入金されますか?▼
原則は事業終了後の精算払いです。交付決定後に事業を実施し、実績報告書と支出を証明する書類を提出したうえで支払額が確定します。補助金が入る前に経費を支払う必要があるため、自己資金やつなぎ融資を含めて、立替期間の資金繰りを事前に組む必要があります。
Q通常枠と共同・協業型を同時に使えますか?▼
同一の補助事業に国費を原資とする他の補助金を重複して受けることはできません。一方、共同・協業型のFAQでは、同一の事業計画でなければ一般型への申請は可能と案内されています。重複に当たるかは計画内容で判断されるため、申請前に各補助金事務局へ確認してください。
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