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海外展開・輸出入資金融資

海外販売・現地法人設立・輸出入取引の資金ニーズは国内融資と異なる特性があります。為替リスク・契約形態・回収サイクルの違いを理解した上で、政府系の海外展開支援融資や輸出入金融を活用することが重要です。

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特徴・仕組み

海外展開融資には①輸入仕入れ資金(LC(信用状)付き) ②海外現地法人への融資 ③越境EC運転資金 ④設備輸出金融 などがあります。政府系(日本政策金融公庫・JBIC・NEXI)と民間銀行で役割が分かれています。

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向いている銀行

大口・現地法人設立ならJBIC(国際協力銀行)・三菱UFJ・みずほ等のメガバンク。中小企業の輸出入取引なら日本政策金融公庫(国際化対応融資)・都市銀行のトレードファイナンス部門。地方銀行も海外展開支援デスクを設置する行が増加中。

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審査のポイント

現地の取引先・契約書・販売チャネルの実在性証明が重要。海外の法的リスク・為替リスクへの対処計画を示す。輸出なら「海外受注の実績・見込み顧客」、輸入なら「仕入先との契約・品質管理体制」の説明が必要。

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必要書類

輸出入契約書・LOI(基本合意書)、海外取引先の信用調査レポート、外貨建てキャッシュフロー計画書(為替感応度分析含む)、現地法人設立書類(設立登記証明等)、直近3期の国内の決算書。

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注意点

為替変動リスクを融資審査でどう扱うか銀行と事前協議が必要。LC(信用状)取引は手数料が高く、輸入代金が確定するまで担保を拘束される。NEXI(日本貿易保険)の活用で輸出代金の未回収リスクを保険でカバーすることも検討する。

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金利の目安

日本政策金融公庫(国際化対応融資):基準金利1〜2%台。都市銀行トレードファイナンス:0.8〜2.0%(外貨建て)+為替手数料。地方銀行の海外展開融資:1.5〜3.0%。JBIC融資は大口(10億円以上)が一般的。

銀行

この融資に向いている銀行

FAQ

よくある質問

Q

越境ECを始めるための資金調達はどうすればよいですか?

A

越境ECは在庫仕入れ・広告費・決済システム構築が主な初期費用です。国内の運転資金融資として申込める金融機関がほとんどです。日本政策金融公庫の「IT活用型経営革新融資」も対応可能。EC売上が発生する段階になったら、amazon・楽天等のプラットフォームの売上データを使ったネット銀行融資(楽天銀行・PayPay銀行)も選択肢になります。

Q

アジアに現地法人を設立する際に使える日本国内の融資はありますか?

A

日本政策金融公庫の「海外展開一括支援貸付」は国内本社への融資で現地法人設立費用を対象にできます。国内の親会社が借りて現地子会社に貸し付ける形になります。メガバンクの現地拠点(三菱UFJアジア等)は現地法人設立後に直接融資するサービスも提供しています。

Q

LC(信用状)を使った輸入取引の資金調達方法を教えてください

A

LC(Letter of Credit / 信用状)は輸出入の代金決済を銀行が保証する仕組みです。輸入時は①取引銀行にLC発行を依頼②銀行がLC発行手数料(0.1〜0.5%程度)を受け取り保証③輸出者が書類呈示で代金受取という流れです。輸入資金が不足する場合、LC発行と同時に「輸入ユーザンス(買手金融)」として銀行に短期立替をしてもらう方法があります。

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