建設業が融資を探す前に見るポイント
- 向いている銀行
- 地方銀行・信用金庫は候補になりやすい。建設業の季節変動と工期の長さを理解した担当者がいる地域密着の金融機関に、受注残や工事別収支を説明できる状態で相談する。日本政策金融公庫のセーフティネット関連融資も条件確認の対象。
- 主な資金使途
- 工事着手前の材料費・外注費(短期運転資金)、建設機械・車両購入(設備資金)、現場管理人員の採用・教育費(人件費)、事業拡大のための長期借入。
- 審査のポイント
- 完成工事高の推移と受注残高、下請け比率、建設業許可の種類と等級。公共工事の発注機関からの請負契約書は信用補完になる。継続的な黒字実績が重要。
建設業の融資ポイント
向いている銀行
地方銀行・信用金庫は候補になりやすい。建設業の季節変動と工期の長さを理解した担当者がいる地域密着の金融機関に、受注残や工事別収支を説明できる状態で相談する。日本政策金融公庫のセーフティネット関連融資も条件確認の対象。
主な資金使途
工事着手前の材料費・外注費(短期運転資金)、建設機械・車両購入(設備資金)、現場管理人員の採用・教育費(人件費)、事業拡大のための長期借入。
審査のポイント
完成工事高の推移と受注残高、下請け比率、建設業許可の種類と等級。公共工事の発注機関からの請負契約書は信用補完になる。継続的な黒字実績が重要。
必要書類
決算書(直近2〜3期)、建設業許可証、工事受注残一覧、完成工事台帳、元請・下請先との取引実績。資金使途の根拠として工事見積書も有効。
注意点
季節波動が大きく年度末に受注が集中する傾向。通期の決算書だけでなく月別の売上・収支データを準備すると説得力が増す。工事保証会社への加入状況も確認される場合がある。
金利確認の観点
金利は金融機関・保証の有無・担保・返済期間・信用力で変わる。公共工事の比率や請負契約書の有無は説明材料になるため、公式の基準金利・保証料・返済期間と合わせて確認する。
建設業に向いている銀行
「新規開業・スタートアップ支援資金」(2024年4月に旧新創業融資制度を統合)は新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の事業者を対象とし、融資限度額7,200万円。担保・保証人は希望を伺いながら相談する方式で、無担保・無保証人での対応も可能。事業計画書の内容・経営者の資質を評価する審査方式で、政府系創業融資の代表例。
商工中金の融資対象は、株主である中小企業団体とその構成員が中心で、共同出資会社、海外現地法人、事業承継予定者などの相談にも応じる。相談時点で組合員でなくても相談できるが、融資時点では構成員等となる必要がある。新規融資の相談は最寄りの本・支店へ電話し、営業日の9時から17時に受け付けるため、自社の組合との関係と資金使途を先に確認したい。法人口座開設は登記事項証明書(作成後6カ月以内の原本提示)と取引担当者の本人確認書類が必要で、所定の資料の提出を求められる場合がある。
北海道信用金庫は、法人・個人事業主向けの事業性資金として未来応援ビジネスローン・カードローン、事業所ローン「セカンド・パワー」等を掲載している。未来応援ビジネスローンは証書貸付型とカードローン型から選べ、証書貸付型は創業資金にも利用できる。いずれも所定の審査があり、対象や融資金額等は商品ごとに異なる。法人口座開設は、履歴事項全部証明書(発行から6カ月以内の原本)・実質的支配者を確認できる書類・来店者の本人確認書類・委任状等が必要で、内容確認に1週間程度を要するため即日開設はできない。
旭川信用金庫は法人・個人事業主向けに金融支援を掲げ、事業性評価に基づく資金繰支援、本業支援、経営改善、再生支援に取り組むと案内している。融資商品には地域応援ファンド、日本政策金融公庫提携の旭川しんきんSDGsサポートローン、事業承継融資、創業支援融資があり、一般事業融資・不動産融資も幅広く取り扱う。専用お問い合わせフォームと本支店相談の導線があるため、旭川・上川地域の事業者が資金使途と経営課題を持ち込める。法人名義の預金口座開設では、預金口座開設申請書(口座の利用目的・事業内容の申告)、発行後6か月以内の履歴事項全部証明書の原本、法人の実質的支配者を確認できる書類(株式会社等は実質的支配者情報(BOリスト)や法人税確定申告書別表二、一般社団・財団法人や学校法人・医療法人等は定款・寄附行為等や理事会議事録など法人形態に応じた書類)の提出を求めると案内している。提出書類をもとに審査を行い、職員が事業所等の所在確認も行うため審査には一定の日数をいただくとしており、開設可能となった場合は来店の上で本人確認書類・印鑑等により手続きするという流れが示されている。
「とかち創業支援ネットワーク会議」に加盟し、国の「特定創業支援事業」に沿った創業支援を実施。開業後2年間は定期的なフォローアップで重点的にサポートする体制を持つ(帯広信用金庫公式:https://www.shinkin.co.jp/obishin/business/founding/)。
函館信用金庫は現在、道南うみ街信用金庫として案内するのが正しい。公式の融資業務ページでは、中小企業向け事業資金として割引手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越、債務保証を挙げ、事業発展に広く融資を取り扱うと案内している。北海道の制度融資、市・町の制度融資、日本政策金融公庫などの代理貸付、うみしんビジネスローンも確認できる。法人口座開設時の取引時確認では、名称・本店所在地の確認に登記事項証明書・印鑑登録証明書等(原本)、来店者本人の確認に運転免許証・健康保険証・国民年金手帳・パスポート等(原本、社員証等で法人のための来店であることも確認)、事業内容の確認に登記事項証明書・定款の写し等を用いると公式資料で案内しており、議決権保有比率25%超の株主の有無・氏名・住所・生年月日は申告により確認するとしている(審査に要する日数の目安は公式資料に記載がない)。
よくある質問
Q建設業で起業直後でも融資を受けられますか?▼
創業直後でも日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金(最大7,200万円・無担保可)は利用できます。建設業の実務経験・元請先との内定契約・自己資金比率が審査で重視されます。建設業許可取得は信用補完になるため先に取得しておくことをおすすめします。
Q建設業の季節変動で資金が不足する場合は?▼
当座貸越(コミットメントライン)の設定が有効です。あらかじめ融資枠を設定しておき、必要な時だけ引き出せます。また、工事完成後すぐに出来高払いを請求できる契約形態への変更も資金繰り改善に有効です。
Q建設業許可がないと融資を受けられませんか?▼
許可がなくても融資相談は可能ですが、500万円未満の軽微な工事のみ(建築一式は1,500万円未満)しか受注できないため、取引先や融資担当者に対して事業規模の説明が必要です。許可取得予定がある場合は計画書に記載しておくと、今後の受注可能性を説明しやすくなります。
※ 制度名・金額は目安です。最新情報は公式情報でご確認ください。
この業種に向いている銀行
みずほ銀行
みずほ銀行の法人向け資金調達ページは、経営戦略にあわせたオーダーメイド型の各種ソリューションを提案すると説明し、コミットメントライン、シンジケートローン、不動産ファイナンス、LBO/MBO/買収ファイナンス/企業再生、アセットファイナンス、船舶ファイナンス、プロジェクトファイナンス、電子契約、事業債、信用保証協会保証付貸出を案内する。成長分野ではみずほサステナビリティ・リンク・ローン PRO、Mizuhoポジティブ・インパクトファイナンス、DX推進サポートローン、SDGs推進サポートローンも確認できる。
商工中金
商工中金の一般的な融資は、設備資金・運転資金を対象とし、原則として設備資金は15年以内、運転資金は10年以内である。まず最寄りの本・支店で相談し、会社案内、決算書3期分、商業登記簿謄本、設備資金の見積書、事業計画書などを準備して申込みに進む。審査では必要資金の内容と将来の事業計画・見通しを確認し、融資決定後に契約手続きを進める。金利や担保・保証人の要否は個別相談で確認する。
楽天銀行
楽天銀行は法人・個人事業主向けに「楽天銀行ビジネスローン」を案内している。100万円以上1億円以下、5年以内で、運転資金・設備資金に利用でき、証書貸付と貸付専用当座貸越に対応する。申込には普通預金口座と決算書または確定申告書3期分が必要で、税金等の滞納や他行借入の延滞がないことも条件。担保と経営者または実質的支配者の保証は原則必要で、保証料は不要。金利は固定・変動の双方があり、毎月元金均等返済または期日一括返済を選べる。
北海道銀行
北海道銀行はほくほくフィナンシャルグループに属する地方銀行で、道内メインバンク企業数では北洋銀行に次ぐ第2位の地位を持つ。2009年にアグリビジネス推進室を開設して以降、道内25店をアグリビジネス推進基幹店として指定し、農業経営アドバイザー資格者や道農政部OBを含む専門人材を配置している。法人向け資金調達では動産・債権担保融資(ABL)、私募債、シンジケート・ローン、債権流動化などのスキームを提供しており、不動産担保に依存しない資金調達手段も用意されている。提携税理士法人と連携した農業の法人化・事業承継・M&Aサポートにも対応する。
北洋銀行
北洋銀行は道内最大規模の第二地方銀行として、北海道全域の中小企業・農業法人・建設業者への法人融資に強みを持つ。道内経済に根ざした審査スタンスを取っており、地元での雇用維持・地域貢献度を評価に含めるケースがある点が特徴。農業・水産・建設など北海道の基幹産業への専門知識を持つ融資担当者が在籍しており、業種特有の資金繰りサイクルに合わせた融資設計が可能。北海道信用保証協会との連携も緊密で、担保力が限られる中小企業でも保証付き融資を活用した事業資金の調達がしやすい。本州進出や海外輸出を検討する道内製造業・食品加工業への販路開拓支援も行っており、成長フェーズの企業にも対応できる。
北海道信用金庫
北海道信用金庫では、法人・個人事業主向けに、証書貸付型とカードローン型を選べる未来応援ビジネスローン・カードローン、事業所ローン「セカンド・パワー」等の事業性資金商品を案内している。創業資金は未来応援ビジネスローンの証書貸付型で利用でき、上限300万円・期間5年以内である。環境対策応援ローン、農業支援ローン「スーパーアグリ」も掲載されている。経営相談では「しんきん北海道金融センター」が創業・新事業、補助金申請、事業承継、M&Aなどを平日に受け付ける。しんきん北海道金融センターへの相談は電話(011-706-1500、平日9時〜17時受付)またはメール(keieisoudan@hokkaido-sk.co.jp)で申し込める。商品により対象・金額等が異なり所定の審査があるため、資金使途と必要額を整理した上で、金利・保証料・返済試算を本支店窓口に確認する。
旭川信用金庫
旭川信用金庫の法人融資は、金融支援ページにある事業性評価に基づく相談型支援を軸に見ると分かりやすい。地域応援ファンド、日本政策金融公庫提携の旭川しんきんSDGsサポートローン、事業承継融資、創業支援融資に加え、一般事業融資・不動産融資も扱う。創業サポートでは専門スタッフによる開業アドバイスや事業計画作成支援、各支援機関との連携、開業後のフォローアップを案内し、資金が必要な際は書類が揃ってから原則5営業日以内に可否を回答するとしている。事業承継・M&Aでは外部機関と連携し、相談から承継後まで長く支援する導線があるため、旭川・上川地域で創業、設備投資、経営改善、承継を検討する事業者の相談窓口になる。
帯広信用金庫
帯広信用金庫は十勝地方を地盤とする信用金庫で、農業大国・十勝エリアの中小企業・農業法人・食品加工業への融資に特化した強みを持つ。農業関連融資では農機具・施設投資向けの設備資金から農産物加工工場の建設資金まで、十勝の農業サプライチェーン全体を支える融資実績がある。食品製造業や農業法人の季節的な資金需要に対応した柔軟な返済スケジュール設定が可能で、収穫期・繁閑に合わせた資金繰り支援が行われている。地域の商工会・農業協同組合との連携も深く、融資以外の経営相談や販路開拓支援にも対応している。十勝・帯広エリアで農業・食品加工・小売・建設を営む事業者の事業資金調達において頼りになる存在となっている。
北海道信用金庫(旧小樽信用金庫)
小樽信用金庫は小樽市・後志地方を地盤とする信用金庫で、観光・小売・水産・建設を中心とした地域産業への事業資金融資を担っている。観光都市・小樽ならではの宿泊・飲食・土産物店などの小規模事業者との取引が多く、地域の商店街振興や個店の設備投資支援に実績を持つ。事業計画の具体性と経営者の人物評価を重視する信用金庫らしい審査スタンスをとっており、財務指標が十分でなくても事業の将来性や地域での信用が評価されれば融資に結びつくケースがある。後志・小樽エリアでの起業・開業を検討している事業者や、事業拡大のための設備投資資金を求める中小事業者の相談窓口として機能している。
北見信用金庫
北見信用金庫はオホーツク地方を地盤とする信用金庫で、農業・林業・水産・観光が混在するオホーツク沿岸の中小企業・農業法人への融資を主な業務としている。タマネギやビートなどオホーツク農業に密着した農業法人向け融資の実績が豊富で、農地・農機を担保とした設備資金の調達にも対応している。地域の信用保証協会・農業協同組合との連携を活かし、創業初期の農業法人や食品加工業者でも融資機会が得やすい体制が整っている。北見・網走・遠軽エリアで農業・食品加工・建設・小売を営む中小事業者にとって地元の融資パートナーとして機能しており、大手銀行の拠点が少ない過疎地域での資金調達において重要な存在となっている。
釧路信用金庫
釧路信用金庫は釧路・根室地方を地盤とする信用金庫で、漁業・水産加工・農業・建設が産業の主軸を担う地域の中小企業への融資を担っている。水産関連の設備資金(漁船・加工機械等)から農業法人の施設整備まで、釧路・根室の一次産業に精通した融資担当者が対応している。季節性が強く資金需要の波が大きい漁業・農業の特性に合わせた柔軟な返済条件の設定に慣れており、年次の収益変動が大きい事業者でも実態に合わせた融資設計が可能。釧路商工会議所との連携や信用保証協会付き融資の活用により、創業支援から経営安定化融資まで幅広いフェーズの企業をサポートしている。釧路・根室エリアで一次産業・食品加工・建設を営む事業者に向いている。
室蘭信用金庫
室蘭信用金庫は室蘭市・登別市・伊達市を主な営業エリアとする信用金庫で、鉄鋼・製造業・建設業が集積する胆振地方の中小企業への事業資金融資を担っている。製造業の設備更新資金や建設業の運転資金など、産業特性を理解した融資担当者が対応しており、業況が安定していれば比較的スムーズな審査が期待できる。信用保証協会との連携による保証付き融資が充実しており、担保力が限られる小規模事業者でも事業資金の調達経路を確保しやすい。商工会議所や北海道経済産業局との連携を通じた補助金活用支援・経営改善相談にも対応しており、単なる資金提供にとどまらない経営支援機能を持つ。室蘭・登別・伊達エリアで製造・建設・小売を営む中小企業に向いている。
苫小牧信用金庫
苫小牧信用金庫は苫小牧市・勇払郡を主な営業エリアとする信用金庫で、苫小牧港を中心とした物流・製造・建設が盛んな地域の中小企業への融資を行っている。港湾物流・製紙・製造業への融資実績が豊富で、業種特有の設備投資ニーズや季節的な運転資金需要に対応した融資設計が得意。信用保証協会との連携を活かした保証付き融資が中心で、担保が乏しい小規模事業者でも事業資金の調達が検討しやすい環境がある。苫小牧商工会議所との連携による創業融資・第二創業融資の支援にも積極的で、独立・開業を検討している経営者の相談窓口としても機能している。なお2025年5月9日に北海道財務局から業務改善命令を受領しており、現在は経営責任の明確化と法令等遵守態勢・内部監査態勢の強化を進めている。苫小牧・千歳エリアで物流・製造・建設・サービスを営む中小事業者に向いた融資先といえる。
東北銀行
東北銀行は岩手県を地盤とする地方銀行(戦後地銀)で、岩手・宮城両県の中小企業・小規模事業者への法人融資を主な業務としている。農業・畜産・建設・製造が主力産業の地域特性に合わせた融資商品を用意しており、地域密着型の審査スタンスで財務指標だけでなく事業内容・経営者の意欲を評価する傾向がある。東日本大震災後の復興融資実績を持ち、被災地域での再建資金・設備更新資金の相談にも実績がある。岩手県信用保証協会との連携が密で、担保力が限られる中小事業者でも保証付き融資を活用した事業資金の調達がしやすい。岩手・盛岡エリアで農業・建設・製造・小売を営む中小企業の事業資金調達に向いた地域の金融パートナーとなっている。
秋田銀行
秋田銀行は法人・個人事業主向けに資金調達、経営支援、事業支援、その他サービス、経営ステージごとのサポートを提供する。資金調達は速決ビジネスローン、アグリサポート、Bizサポート、夢エール、Bizこまち、ABL、私募債、クラウドファクタリングを案内し、創業・成長・転換・事業承継のステージ別にも探せる。融資だけでなく、ビジネスマッチング、事業承継・M&A、アグリビジネス、海外取引、人材紹介まで同じ法人窓口から確認できるため、秋田県内で事業資金と経営課題をまとめて相談したい企業に向く。
杜の都信用金庫
杜の都信用金庫は2005年7月19日に仙台信用金庫と塩竈信用金庫が対等合併して発足した宮城県の信用金庫で、東北最大の都市・仙台の中小企業・小規模事業者への事業資金融資を担っている。飲食・小売・サービス・建設など仙台市内の多業種に対応しており、地域の商店街や個店からIT系スタートアップまで幅広い業種の融資実績がある。信用金庫らしい人的な関係構築を重視した審査スタンスで、経営者の人物評価・事業への熱意・地域での信用実績を融資判断に取り入れている。東日本大震災後の復興資金融資にも対応した実績を持ち、事業再建・設備更新を検討する事業者への支援にも積極的。宮城県信用保証協会との連携が密で、担保が乏しい事業者でも保証付き融資の活用で事業資金を確保しやすい。
七十七銀行
七十七銀行は宮城県内最大の地方銀行として、東北地方の中堅・中小企業への法人融資に高い存在感を持つ。仙台市を拠点とした製造業・建設業・不動産業への融資実績が豊富で、地域の主要企業との長期取引関係を基盤にした信頼性の高い融資判断が特徴。シンジケートローンや社債引受けなど一定規模以上の案件にも対応可能で、地方銀行ながら資金調達の多様化を支援できる体制がある。宮城県信用保証協会との連携による保証付き融資も充実しており、中小企業の事業資金調達から大型設備投資まで幅広いニーズに対応している。東日本大震災後の復興期に地域企業の再建融資に積極的に取り組んだ実績があり、地域経済への貢献姿勢が明確な金融機関といえる。
常陽銀行
常陽銀行は茨城県・栃木県を主要地盤とする地方銀行大手で、北関東地域の製造業・建設業・農業への法人融資に強みを持つ。日立・日産・トヨタ系列の製造業が集積する茨城・栃木の産業特性を踏まえた融資商品を提供しており、製造業の設備更新・工場建設資金の相談実績が豊富。近年はめぶきフィナンシャルグループとして足利銀行と経営統合しており、栃木・茨城の広域エリアをカバーするネットワークが強化されている。地域の中小企業経営者向けの事業承継・M&A支援にも積極的で、後継者問題を抱える製造業・建設業への支援メニューが充実している。茨城・栃木で製造・建設・農業・不動産を営む企業の中長期的な資金調達パートナーとして信頼性が高い。
静岡銀行
静岡銀行は静岡県内最大の地方銀行として、製造業が集積するスルガベルト地域の中小・中堅企業への法人融資に高い実績を持つ。輸送機器・精密機械・食品加工など静岡の主要産業への融資経験が豊富で、業種特有の資金需要を理解した融資担当者が対応している。単独での大型融資能力が高く、シンジケートローンや社債引受けなど多様な資金調達手段を組み合わせた提案が可能。静岡県信用保証協会との連携による保証付き融資も充実しており、中小企業の運転資金・設備資金の調達をバランスよく支えている。近年は東京・神奈川への営業エリア拡大も進めており、本社が静岡で首都圏にも事業展開している中堅企業にとっては利便性が高い地銀といえる。
福岡銀行
九州最大の地方銀行として、製造業・建設業・流通業など地域の基幹産業への法人融資に厚い実績を持つ。福岡県内はもちろん九州・山口全域に店舗網を持ち、地元企業の事業資金調達から設備投資融資まで幅広く対応する。審査は事業内容と地域経済への貢献度を重視する傾向があり、業歴3年以上で黒字基調の中小企業には対応実績が多い。FFGグループとしてシステムサポートや海外展開支援も提供しており、成長フェーズの中堅企業とも相性が良い。法人融資の相談は事業部門担当制を取っており、専任担当者によるきめ細かい対応が期待できる。
横浜銀行
横浜銀行の信用保証協会保証付き融資は、取引店窓口またはビジネスローンプラザを通じて相談・申込みを行う。信用保証協会が事業内容や経営計画等に基づき保証審査を行い、保証承諾後に横浜銀行が保証条件を確認して融資する。ビジネスローンプラザ on webはWeb相談、Zoomオンライン面談、電話相談を受け付け、相談後に書類提出、審査結果連絡、取引店での契約へ進む。法人として取引を始める場合は、法人口座開設のWeb申込で普通預金口座とビジネスコネクト等を同時に申し込み、一次審査後に取引希望支店で必要書類原本と事業内容・口座開設目的の確認を受ける。
武蔵野銀行
埼玉県北部・西部エリアを主要地盤とする地方銀行で、地域密着型の中小企業融資に定評がある。製造業・建設業・サービス業など地域の幅広い業種の事業資金調達を支援しており、特に埼玉県内に根付いた企業との長期取引実績が豊富。審査では財務指標だけでなく経営者の資質や事業継続性も評価対象とするため、創業間もない企業よりも一定の業歴がある企業に向いている。信用保証協会保証付き融資の取り扱いも多く、担保・保証人を用意しにくい中小企業にとっても利用しやすい選択肢となっている。地元企業の設備投資や運転資金のニーズに幅広く対応できる。
東京信用金庫
東京都内に拠点を持つ信用金庫で、会員制の相互扶助組織として地域の小規模事業者・中小企業に特化した事業資金融資を提供する。メガバンクや大手地方銀行では審査が通りにくい小規模法人や創業期の企業に対しても、事業の実態と経営者の信頼性を重視した独自審査で対応するケースがある。事業計画への相談に親身に乗ってくれる担当者が多く、融資後のフォローを含めた長期的な取引関係を前提としている。ただし融資限度額は大手銀行に比べて小さくなる傾向があるため、大型設備投資よりも運転資金や小口の設備投資融資に向いている。東京都の制度融資との組み合わせで利用されることも多い。
八十二長野銀行
創業応援資金〈テイクオフ〉は、6ヵ月以内に創業予定の方または創業後3年以内の法人・個人事業主を対象とし、創業に必要な運転資金・設備資金に利用できる。利用可能額は合計1百万円以上3千万円以内で、運転資金は1千万円まで。申込みには創業計画書、業歴・許認可の確認書類、見積書等の使途確認書類が必要で、電話またはメールフォームで相談後、最寄りの相談窓口で計画書を作成し、所定の審査へ進む。
百五銀行
三重県を拠点とする地方銀行で、製造業・水産業・観光業など三重県の主要産業を支える法人融資に強みを持つ。自動車関連部品や電子部品の製造業が集積する三重県の産業特性に対応した設備投資融資の実績が豊富。審査では事業の実態把握を重視しており、財務諸表だけでなく経営者との対話を通じた事業理解に基づく判断が特徴。中小企業から中堅企業まで幅広い規模の法人に対応しており、地元密着の営業姿勢から長期的な取引継続企業が多い。三重県内の制度融資・信用保証との連携にも積極的で、担保不足の中小企業でも相談しやすい環境が整っている。
関西みらい銀行
関西みらい銀行は、一般融資、信用保証協会保証付融資、制度融資を案内する。一般融資と信用保証協会保証付融資は窓口で問い合わせ・相談を受け付け、制度融資は中小企業・個人事業主向けに地方自治体・地元金融機関・信用保証協会が協調する公的融資制度として、同行が相談と申込みを受け付ける。法人口座の開設にあたっては、取引担当者の本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・在留カード・特別永住者証明書のいずれか1点)に加え、株式会社の場合は実質的支配者確認書類(申告受理及び認証証明書・実質的支配者情報一覧・法人税確定申告書別表二・株主名簿のいずれか)、発行後3カ月以内の法人印鑑証明書と履歴事項全部証明書の提出が必須となる。
南都銀行
奈良県を地盤とする地方銀行で、県内の中小企業・農業関連・観光業への法人融資に長年の実績を持つ。奈良県の主要産業である伝統工芸・農業・観光業をはじめ、建設業・医療介護分野への事業資金融資にも対応している。地域の企業との長期的な取引関係を大切にしており、経営課題の相談から資金調達まで一体的にサポートする姿勢が特徴。信用保証制度を活用した融資にも積極的で、担保力が限られる中小企業や創業期の企業でも相談しやすい。ただし融資規模には大銀行ほどの大型化は難しく、奈良県内の中小規模の法人に最適化された金融機関と言える。
中国銀行
岡山県を本拠地とする中国・四国地方の有力地方銀行で、製造業・農業・流通業など地域産業への法人融資に豊富な実績を持つ。本店所在地は岡山市北区丸の内1-15-20、1930年(昭和5年)設立。岡山県を中心に広島・香川・愛媛・兵庫・鳥取・大阪・東京と海外2拠点を含む店舗網を持ち、中小企業から中堅企業まで幅広い事業資金融資に対応する。特に製造業・建設業の設備投資融資や、農業関連事業への融資は地域密着の強みを活かした対応が期待できる。審査は事業実態と経営者の信頼性を重視しており、長期取引企業への継続的な融資支援に強い。
伊予銀行
愛媛県を中心に展開する四国最大規模の地方銀行(四国メインバンクシェア首位・約20%)で、国内150か店・海外1か店を持つ。資金調達商品としては個人事業主向け「商売繁盛」(Web完結・担保不要)、法人会・税理士会コラボレーションローン、信用保証協会付融資、愛媛県との協定融資、でんさい割引、「いよぎんひめBOSS宣言事業所ローン」、「いよぎん事業承継支援ローン」、ESG・SDGsファイナンス、クーポン優遇型・寄贈型私募債、シンジケートローンなどを取り扱う。審査は財務内容と事業の継続性を重視し、地域企業の長期取引パートナーとして安定した支援を行う。
肥後銀行
熊本県を本拠地とする九州有力地方銀行で、法人・個人事業主向けに県制度融資、市制度融資、熊本県信用保証協会の保証制度、環境・SDGs関連ローン、農業向けローンを案内している。資金調達ページには店頭相談の導線があり、経営者保証方針では法人向け融資について原則として経営者保証をいただかない方針を掲げる一方、信用保証協会付き融資などでは必要となる場合があると説明している。保証協会枠、環境投資、農業資金、経営者保証の扱いを同じ窓口で確認したい熊本県内の事業者に向く。
埼玉りそな銀行
埼玉りそな銀行は法人向けに創業・第二創業サポート、事業資金サポート、経営・営業サポート、資金管理・経理事務サポートを提供する。創業応援パック、創業応援ファンド、制度融資、法人向け融資、事業承継・IPOファンド、ESG目標設定特約付融資、私募債、ビジネスマッチング、事業承継、M&A、サステナビリティ関連ファイナンスを確認できるため、埼玉県内で資金調達と経営課題をまとめて相談しやすい。
あいち銀行
愛知県内を地盤とする地方銀行で、自動車関連産業を中心とした製造業への法人融資に強みを持つ。愛知県の産業構造に精通しており、自動車部品・機械加工など製造業の設備投資融資に豊富な対応実績がある。中小企業から中堅企業まで幅広い規模の法人に対応しており、運転資金・設備資金・不動産担保融資など多様な形態の事業資金融資を提供。審査は財務内容と事業の安定性を重視する傾向があり、特に製造業・建設業における実績ある企業への融資には積極的な姿勢が見られる。愛知県内の信用保証制度と連携した中小企業融資にも対応しており、担保・保証力が限られる場合でも相談しやすい体制を整えている。
名古屋銀行
法人の資金調達では、事業者向けカードローンの対象地域、業歴、対象業種を確認する。法人はWebまたは窓口で仮審査を申し込み、履歴事項全部証明書、決算書2年分、代表者の本人確認資料を提出する。仮審査結果は電話または郵送で連絡され、正式申込・契約は窓口で行う。融資形式は当座貸越で、50万円以上500万円以下の範囲を繰り返し借入・返済できる。融資相談の前提となる法人口座の開設は、本店または主たる事務所の最寄り店舗で申し込む取り扱いで、別店舗での申込みを希望する場合は理由を確認される。必要書類は履歴事項全部証明書(発行後6か月以内)、法人の印鑑証明書(発行後6か月以内)、来店者の公的本人確認書類、定款または定款に相当するものなどで、申込みから口座開設まで1〜2週間程度かかる場合がある。
池田泉州銀行
池田泉州銀行は法人・個人事業主向けに資金サポート、経営・事業サポート、海外ビジネスサポート、人材採用サポート、産学官連携、各種サービス・業務効率化を提供する。資金調達では医療・介護、SDGs、信用保証協会系提携融資、創業応援ローン、サステナブルファイナンス、私募債、クラウドファクタリングを案内し、経営支援ではM&A、事業承継、ビジネスマッチング、創業応援、経営改善を確認できる。
西日本シティ銀行
福岡県を本拠とし九州全域に店舗網を持つ西日本シティ銀行は、九州の中小企業・中堅企業の法人融資を幅広く手がける有力地方銀行。製造業・建設業・農業・観光業など九州各産業への事業資金融資に強く、特に福岡県内の企業取引では高い存在感を持つ。西日本フィナンシャルホールディングス(NNFH)の中核銀行として長崎銀行・西日本信用保証等のグループ会社と連携し、九州全体でのサポート体制が整っている。地域の中小企業への設備投資融資・運転資金融資に加え、事業承継や経営改善に関する相談にも対応できる体制。融資審査は事業実態と経営者の資質を重視する地域密着スタイルで、九州での中長期的な事業展開を支援する銀行として信頼を集めている。
盛岡信用金庫
盛岡信用金庫の法人融資は、割引手形、手形貸付、証書貸付、当座貸越の事業資金融資を基本に、ビジネスフリーローン「自由」、事業者カードローン、制度融資、スマイルプラン5000を案内している。ビジネスフリーローン「自由」は、営業エリア内に本店または支店を置く法人が対象で、原則2年以上の業歴と信用保証協会の利用対象業種であることが条件。事業資金を10万円から500万円まで利用でき、一定の条件を満たす創業資金は200万円以内・5年以内となる。制度融資は盛岡市および各市町村の中小企業融資制度、岩手県の県単融資制度を掲げており、詳細は窓口で確認する。
福島信用金庫
福島県内を主要地盤とする信用金庫で、製造業・農業・建設業・サービス業など福島県の幅広い産業の中小企業・小規模事業者に事業資金融資を提供している。東日本大震災・原発事故からの復興期を含む長年の融資実績を持ち、地域経済の再建を支えてきた経験がある。制度融資・復興支援関連融資への対応実績も豊富で、福島県内の事業者が活用できる公的支援との組み合わせによる資金調達支援を行っている。審査は事業実態と経営者の信頼性を重視しており、財務指標が十分でない小規模法人や創業期企業でも事業の意義と継続性が評価されることがある。地域経済を支える金融機関として、長期的な取引関係を前提とした融資姿勢が特徴。
青森みちのく銀行
青森県を地盤とする地方銀行で、農業・水産業・観光業・建設業など青森県の主要産業への法人融資に長年の実績を持つ。青森県内の中小企業・中堅企業の事業資金融資を幅広く手がけており、農業法人・食品加工・りんご関連産業への融資には特に地元ならではの知見が活きる。審査は財務内容と事業の継続性を重視しており、長年にわたる地元企業との取引実績が審査において有利に働くケースがある。信用保証制度の活用にも積極的で、担保不足の中小企業でも相談しやすい体制が整っている。青森県内での事業拡大・設備投資を検討する企業にとって、地元事情に精通した頼れる融資先として機能している。
東邦銀行
福島県を本拠地とする地方銀行で、製造業・農業・建設業・医療福祉など福島県の多様な産業への法人融資を手がける。東日本大震災・原発事故からの復興支援融資の経験を持ち、事業再建・新規設備投資への資金調達相談に対応してきた実績がある。福島県内の中小企業から中堅企業まで幅広く対応し、設備投資融資・運転資金・不動産担保融資など多様な融資形態を提供。審査は事業実態と事業継続性を重視しており、地域の産業構造を熟知した担当者が融資相談から実行まで一貫してサポートする。福島県の制度融資・信用保証との連携も積極的で、担保不足の中小企業でも資金調達の選択肢を広げやすい体制が整っている。法人口座の開設は本支店窓口への来店が必須で、インターネット支店では法人や事業を営むための口座開設に対応していない。開設時は届出印、履歴事項全部証明書または印鑑登録証明書、来店者本人の公的本人確認書類の持参が必要である。
北陸銀行
富山県富山市に本店を置く北陸銀行は、法人向けに資金調達・運用、経営・事業コンサルティング、海外ビジネス、決済業務を提供する。資金調達ページでは、運転資金・設備資金だけでなく、ABL、私募債、シンジケートローン、プロジェクトファイナンス、スタートアップへのエクイティファイナンスなど複数の資金調達手段を案内し、相談は近くの北陸銀行への問い合わせと店舗検索へ誘導している。創業期は創業のツバサで創業動機・事業計画・資金計画・自己資金・資金調達を整理し、成長期はビジネスマッチングや海外ビジネス、事業承継期は事業承継・M&A相談へつなげやすい。
北國銀行
北國銀行は法人・個人事業主向けに、北國デジタルバンキング、北國でんさいサービス、北國Visaビジネスデビットカード、カード加盟店サービスなどを案内する。北國デジタルバンキングでは基本サービスに加え、口座振替、IS-NET、でんさい、当座貸越を追加でき、当座貸越はデジタルバンキング上で借入れ・返済が可能。ただし所定の審査がある。でんさいサービスでは、でんさいを北國銀行へ譲渡して支払期日前に受け取る割引を資金調達手段の一つとして説明しており、決済効率化と短期資金繰りを合わせて検討しやすい。
阿波銀行
阿波銀行は徳島県を基盤とする地方銀行で、法人向け資金調達ページに事業応援ローン、ビジネスサポートローン、産業ローン、徳島県および市町村の各種制度融資、信用保証協会保証による融資、流動資産担保融資などを掲載している。事業応援ローンは事業性評価に基づくローン、ビジネスサポートローンは短期運転資金向け当座貸越、産業ローンは設備資金・長期運転資金向けとして整理できる。公式で確認できない創業ローン名や標準審査期間を前提にせず、資金使途と返済原資を整理して最寄りの窓口で対象メニューを確認するのが安全である。
百十四銀行
百十四銀行は香川県を地盤とする地方銀行で、四国最大規模の資金力を背景に中小企業・中堅企業向けの法人融資を幅広く手掛ける。製造業や建設業への融資経験が豊富で、設備投資資金・事業拡大資金の調達先として評価が高い。審査では業歴・財務実績・将来の収益見通しをバランスよく見る傾向があり、成長期の中小企業にも対応できる。海外展開支援や補助金活用の相談窓口も備えており、事業の成長段階に合わせた資金調達の提案が期待できる。四国内の事業者が法人融資を検討する際の主要選択肢のひとつ。
広島銀行
法人融資の入口は最寄りの窓口または〈ひろぎん〉ビジネスコンサルセンターで、ホームページ・電話・FAXでも相談できる。申込み時は事業内容・計画と会社の経営状況について面談が行われ、提出書類と面談結果に基づき融資審査が行われる。審査結果後に契約手続きが案内され、手続き完了後に融資金が入金される。
山口銀行
無担保のビジネスローン「ジャストミート」は、原則業歴3年以上の法人・個人事業主が対象で、運転資金・設備資金(新規事業資金を含む)に100万円から8,000万円、期間は3か月から7年1か月で利用できる。担保は原則不要だが、法人では代表者保証が原則必要である。法人の新規口座開設には履歴事項全部証明書(発行から6か月以内の原本)と来店者の公的な本人確認資料の提出が必要で、内容確認のため開設までに1〜2週間程度かかる場合がある。資金調達の相談は、お近くの山口銀行の窓口で受け付けている。
大分銀行
大分銀行は大分県を基盤とする地方銀行で、個人事業主または法人代表者向けにビジネスローン証書タイプ・カードタイプを案内している。いずれも保証会社はアコム株式会社で、担保・保証人は不要。正式申込時は窓口来店、本人確認資料、返済用預金口座、届出印が必要になる。法人の財務相談では、運転資金・設備資金について手形割引、手形貸付、証書貸付、当座貸越、県・市町村の制度資金が選択肢として示されるため、短期の小口資金と通常の事業資金を分けて相談するのが実務的である。
鹿児島銀行
鹿児島銀行は九州フィナンシャルグループ傘下の地方銀行で、鹿児島県を中心に農業・食品製造・建設業への法人融資に実績がある。農業・食品産業に特化した融資メニューを持ち、農業法人や食品加工業の事業資金調達に強みを発揮する。中小企業融資では地域経済への貢献を重視した審査が行われ、業歴・地域密着度・キャッシュフローが評価の軸となる。観光業や小売業向けの融資経験も豊富で、離島を含む県内全域での対応が可能。九州南部で事業を展開する中小企業の資金調達先として適している。
川崎信用金庫
川崎信用金庫は神奈川県川崎市を中心に、神奈川県13市町(川崎・横浜・藤沢・相模原・横須賀ほか)と東京都15市区(大田・世田谷・品川・町田ほか)の合計28市区町村にまたがる広域営業地区を持つ信用金庫で、地域の中小企業・小規模事業者への法人融資に特化している。会員制度に基づく地域密着の審査が特徴で、財務数値だけでなく経営者の人物・事業継続意欲も評価する。製造業・建設業・サービス業が多い川崎市の産業構造に合わせた融資メニューを持つ。担保・保証に頼らない事業性評価融資にも取り組んでおり、創業期や成長期の中小企業でも相談しやすい。大手行では対応しにくい小口の事業資金調達や緊急の運転資金にも柔軟に対応できる点が強み。
埼玉縣信用金庫
さいしんクイックビジネスローンは、会員または会員資格があり、年商5億円以下で、所定のスコアリングに合致し、決算書・確定申告書3期分を提出でき、株式会社オリエントコーポレーションの保証を受けられる法人・個人事業主向けの商品。事業目的に合った運転・設備資金を50万円以上1,000万円以内、5年以内で取り扱い、担保は不要、法人の保証人は原則として代表者1名とする。詳細は最寄りの支店窓口で相談できる。法人口座を新規開設する場合、名称・所在地の確認に登記事項証明書と印鑑登録証明書、事業内容の確認に登記事項証明書と定款の写しが必要で、代表者以外が来店する場合は委任状の提出が求められる。
静清信用金庫
静清信用金庫は静岡市・焼津市・藤枝市エリアを地盤とする信用金庫で、地域の中小企業・小規模事業者向け法人融資を手掛ける。製造業・物流・食品加工など静岡県の主要産業への融資経験が豊富で、設備投資資金や運転資金の相談に強みを持つ。地域密着の審査スタイルにより、財務数値に加えて経営者の人柄や地域での評判も考慮する。担保不足でも事業性と将来性が評価されれば融資に繋がるケースがある。静岡市周辺で事業を行う中小企業が事業資金を調達する際の重要な選択肢であり、創業期から成長期まで幅広くサポートする体制を持つ。
兵庫信用金庫
兵庫信用金庫は法人・個人事業主向けに、資金繰りだけでなく事業承継、経営相談、人材確保、販路拡大、効率化、M&A、GX、産学官連携まで含むビジネスサポートを掲げる。資金繰りページでは創業資金、設備資金、運転資金など事業ステージに応じた資金計画、公的制度融資や補助金活用を含めた支援を案内しており、具体的な相談は取引店舗への問い合わせが入口。事業承継では株主構成や法人・個人間の貸借関係の整理、専門士業や提携機関との連携、承継実行後のフォローアップまで示しているため、資金調達と経営課題を同時に相談する先として比較しやすい。
姫路信用金庫
姫路信用金庫は1910年(明治43年)創業、姫路市十二所前町に本店を置き、姫路を中心に兵庫県南部46店舗を展開する。法人向け融資は、技術力や成長性を評価する「技術力・経営力評価融資」(最大5,000万円、原則無担保)、公的補助金・助成金の受給実績がある事業者向けの「補助金サポート融資」(最大3,000万円)、当座貸越型で反復利用できる「事業者ローン」(100万円〜2億8,000万円、兵庫県信用保証協会保証必須)、「事業者カードローン」(一般100万〜1,000万円、保証付100万〜2,000万円)の4商品を公式サイトで案内している。事業者ローン・カードローンは業歴要件(3年以上または1年以上)と当金庫との取引実績を求める一方、技術力評価・補助金サポートの2商品は担保原則不要で、事業性や公的支援の活用実績を重視する審査姿勢がうかがえる。
山陰合同銀行
法人の資金調達は、最寄りの窓口やビジネスローンセンターへの相談から始まる。ビジネスローンセンターは島根県内・鳥取県内で事業展開する法人・個人事業主向けに電話・メールで融資相談を受け付け、営業店担当者とともに支援する窓口として案内されている。申込み・面談では事業内容・計画、経営状況、融資相談内容を確認し、提出書類等による審査後に契約手続きへ進む。公式には融資申込みに必要な様式集も掲載されているため、相談前に確認しておきたい。
鳥取銀行
鳥取銀行は法人・個人事業主向けに、資金調達、専門的サポート、業務・取引効率化、その他サービスを案内する。資金調達では創業者向けビジネスライン、クイックビジネスローン、私募債、環境配慮型融資、働き方改革応援融資、地域活性化ファンド、サステナブルファイナンスを確認でき、専門的サポートではコンサルティング、事業承継・M&A、医療・介護、脱炭素、ビジネスマッチング、海外進出、起業創業、人材紹介まで扱う。
福井銀行
福井銀行は福井県を拠点とする地方銀行で、北陸地方の中小企業向け法人融資を中心業務とする。眼鏡フレーム・繊維・機械など福井県の伝統的製造業への融資経験が豊富で、製造業の設備投資資金調達に強みを発揮する。中小企業融資では事業計画の実現性・財務の健全性・経営者の経験値を評価する傾向があり、業歴ある製造業や建設業との相性が良い。創業融資や事業承継に関する相談にも対応しており、福井県内での長期的な事業継続を前提とした資金調達支援が期待できる。北陸地方で事業資金を確保したい中小企業の主要な融資先のひとつ。
東京東信用金庫
東京東信用金庫は東東京エリア(墨田・江東・足立・荒川区等)を営業地域とする信用金庫で、下町の中小企業・小規模事業者への法人融資を専門とする。ものづくり中小企業・小売業・飲食業など下町産業との関係が深く、地域の事業者が運転資金・設備資金を調達する際の身近な相談先として機能している。財務数値だけでなく、経営者の事業への取り組み姿勢・地域での評判・取引先との関係性も審査で評価される。創業期や事業再建期の中小企業にも丁寧に対応する姿勢があり、大手行では対応しにくい小口融資でも柔軟に相談に乗る体制がある。
北都銀行
北都銀行は秋田県を地盤とする地方銀行で、東北地方北部の中小企業向け法人融資を担う。農業・建設・製造・観光業など秋田県の主要産業への融資経験があり、地域経済を支える中小企業の事業資金調達を支援している。地域密着の審査スタイルで、財務実績とともに地域での事業の役割・継続性を重視する傾向がある。創業支援融資や事業承継資金にも対応しており、事業ステージを問わず相談できる窓口を持つ。秋田県内の中小企業が法人融資を検討する際の主要な選択肢であり、地元とのネットワークを活かした金融サポートが期待できる。
琉球銀行
琉球銀行は沖縄県を地盤とする地方銀行で、観光業・建設業・サービス業を中心に沖縄県内の中小企業向け法人融資を幅広く手掛ける。リゾート・ホテル業への融資経験が豊富で、観光関連企業の設備投資資金や事業拡張資金の調達先として評価されている。AI技術を活用した「電光石火 ‐りゅうぎんAIレンディング‐」や、無担保で最大5,000万円・最長7年の「Active+」など、迅速性と柔軟性を備えた商品ラインナップを揃える。財務実績だけでなく、県内での事業継続性・地域貢献度も評価に加える地域密着型の審査スタイル。沖縄で事業資金を調達したい中小企業の有力な相談先。法人口座の開設には履歴事項全部証明書・法人の印鑑証明書(いずれも発行後6カ月以内の原本)に加え、許認可証や税金・公共料金の領収書等の事業実態確認書類、来店者の本人確認書類、実質的支配者確認のための定款等の提出が必要で、申込みから口座開設まで2〜3週間程度を要する(事業所への訪問や面談を求められる場合がある)。
沖縄銀行
沖縄銀行は沖縄県の地方銀行で、観光・建設・飲食・サービス業など沖縄県内の幅広い業種に対応した法人融資を提供する。リゾート開発・ホテル投資などの大型設備資金から中小事業者の運転資金まで、多様な資金ニーズに応える融資メニューを持つ。沖縄県固有の経済環境(離島経済・観光依存・公共工事等)を踏まえた審査が行われ、地域の事業者が事業資金を調達しやすい環境を整えている。創業期の事業者や小規模事業者でも、事業計画と地域性が評価されれば融資相談に応じる姿勢がある。沖縄県で法人融資を検討する中小企業にとって身近な金融機関。
岩手銀行
岩手銀行は法人向けに資金調達、業務効率化、経営支援、海外取引を提供する。資金調達では起業・創業、無担保ビジネスローン、復興・防災、脱炭素、サステナビリティ、私募債を案内し、経営支援では事業承継、デジタル化支援、M&A、SDGs評価・宣言、医療・福祉向け支援を確認できる。店舗でもWebでも相談できる導線があるため、岩手県内で資金調達と経営課題をまとめて整理したい法人の相談先になりやすい。
山形銀行
山形銀行は法人・事業主向けに資金調達・運用、決済業務効率化、国際業務サポート、その他サービスを提供する。資金調達では目的別融資、信用保証協会保証制度、山形県制度融資、社債・在庫・動産担保融資、サステナブルファイナンスを案内し、創業相談、農業相談、海外進出、決済効率化、SDGs経営支援まで確認できる。山形県内で事業資金と経営実務をまとめて相談したい法人にとって、制度融資・保証協会・ABL・海外取引を比較しやすい窓口になる。
群馬銀行
群馬銀行は群馬県を地盤とする有力地方銀行で、製造業・建設業・医療介護など多様な業種への法人融資に実績がある。関東内陸部の産業集積を反映して、自動車関連・電子部品・食品製造業への設備投資融資に強みを持つ。中小企業・中堅企業向けの融資メニューが充実しており、運転資金から大型設備資金まで幅広い資金調達ニーズに対応する。財務内容・事業計画の実現性・経営者の資質を重視した審査が行われ、成長性のある企業には積極的な支援姿勢を示す傾向がある。群馬県内だけでなく関東圏全体で事業を展開する中小企業にも対応できる体力を持つ。
栃木銀行
栃木銀行は栃木県を地盤とする地方銀行で、地域の中小企業向け法人融資を中心業務とする。製造業・農業・建設業・観光業など栃木県の主要産業に関連する設備資金・運転資金の融資実績が豊富。地域密着の審査スタイルで、財務数値と事業の継続可能性を両軸で評価する傾向があり、地元に根付いた事業者との相性が良い。創業融資の相談にも積極的で、栃木県の産業振興策と連携した融資メニューを提供している。中小企業が事業資金を調達するにあたり、群馬・茨城との県境エリアも含めたきめ細かい対応ができる点が強み。
第四北越銀行
第四北越銀行は新潟県を地盤とする地方銀行で、第四銀行と北越銀行が合併して誕生した新潟県最大規模の銀行。製造業・農業・建設業・食品加工業など新潟県の多様な産業への法人融資に対応しており、設備投資資金・運転資金・海外展開資金など幅広い融資ニーズを受け付ける。規模の大きさから中堅企業向けの大口融資にも対応できる点が強みで、中小企業から中堅企業まで幅広くカバーする。財務実績・事業計画の合理性・経営者の経験を総合評価する審査スタイルで、事業拡大フェーズの企業にも積極的に対応する。新潟県内での資金調達において最も存在感のある銀行のひとつ。
十六銀行
十六銀行は岐阜県を地盤とする地方銀行で、東海地方の中小企業向け法人融資において高い実績を持つ。製造業・建設業・観光業など岐阜県の主要産業への融資経験が豊富で、設備投資資金や事業拡張資金の調達先として評価されている。中小企業融資では事業計画の実現可能性・財務の健全性・経営者の事業経験を重視する傾向があり、業歴のある製造業・建設業との相性が良い。東海地方全体での活動範囲も広く、名古屋経済圏の取引先との関係を持つ中小企業にも対応できる。岐阜県内で事業資金を調達したい中小企業の主要な融資先として機能している。
紀陽銀行
紀陽銀行は和歌山県を地盤とする地方銀行で、ビジネスセンターを中小企業・個人事業主向けの事業融資専用窓口として案内している。融資取引のない事業者も相談でき、窓口・オンライン・電話・FAX・郵便で相談や申込みが可能。商品面では、紀陽スターターローン、和歌山県信用保証協会保証の商品、<キヨー>ビジネス・クレジットなどを掲載する。地域応援団<パートナー>では必要書類として直近2期分の決算書類が示されているため、設備資金や運転資金の相談前に資料を確認しやすい。法人の口座開設は犯罪収益移転防止法にもとづく取引時確認の対象で、名称・本店所在地の確認書類として登記事項証明書・印鑑登録証明書等、事業内容の確認書類として登記事項証明書・定款等の提示に加え、来店者の本人確認書類(運転免許証等)と法人との関係を示す社員証等が必要になる。実質的支配者に該当する方がいる場合は氏名・住所・生年月日も申告する。具体的な審査期間の目安は公式サイトに記載がなく、来店前に窓口へ確認するのが確実。
高知銀行
高知銀行の法人向け資金調達は、事業者向けローン、制度融資・信用保証協会保証付貸出、一次産業向けのこうぎん農林水産応援投融資を入口に整理できる。事業者向けローン一覧では、こうぎん地域ブランド応援融資、こうぎん事業融資「高知家」の輪Ⅰ・Ⅱ、こうぎんSDGsローンなどを掲載する。こうぎん農林水産応援投融資は、農林水産業を営む、または始めようとする法人・個人を対象に、運転資金・設備資金、融資金額1億円以内、証書貸付の運転資金10年以内を案内する。
千葉信用金庫
千葉信用金庫は千葉県を地盤とする信用金庫で、公式サイトに法人・個人事業者向けページを設けている。確認できる定型商品は、個人事業者専用ビジネスローン「あきない君1000」が中心で、事業性資金(運転資金・設備資金、事業性資金の借換え)に利用できる。利用対象は個人事業者であり、法人向けの一般融資は最寄り店舗で個別相談する必要がある。
高崎信用金庫
高崎信用金庫は群馬県高崎市を拠点とする信用金庫で、北関東エリアの中小企業・小規模事業者の事業資金調達を長年にわたり支援しています。高崎市は流通・物流の拠点としての機能を持つ都市であり、運輸・物流業や製造業への法人融資に豊富な実績があります。会員の相互扶助を基本とする信用金庫の特性上、財務内容だけでなく事業への取り組み姿勢や地域への貢献度も審査に反映される傾向があります。創業融資・運転資金・設備資金に幅広く対応しており、群馬県内での事業基盤を持つ法人にとって資金調達の選択肢として検討する価値があります。
新潟信用金庫
新潟信用金庫は新潟市を中心に展開する信用金庫で、農業・食品加工・製造業が盛んな新潟県の産業構造を踏まえた法人融資に取り組んでいます。米・酒・食品関連の事業者への融資実績が豊富で、農業法人や食品製造業への設備資金融資において地域の実情をよく理解した審査を期待できます。中小企業・小規模事業者が中心の融資先となっており、創業期から成長期まで各ステージに応じた事業資金の調達相談が可能です。新潟県内での事業拡大や設備投資を検討している法人にとって、地元金融機関としての安心感と柔軟な対応が選ばれる理由です。
おかやま信用金庫
おかやま信用金庫は岡山市を中心に展開する信用金庫で、岡山県内の中小企業・小規模事業者への法人融資を主な業務としています。製造業・建設業・医療福祉など岡山県の主要産業を幅広くカバーしており、各業種の資金需要に精通した担当者が対応します。担保・保証人の有無だけで判断せず、事業の継続性や経営者の返済意欲も審査要素に含める地域密着の審査スタイルが特徴です。創業直後から一定の事業実績を持つ法人まで、事業資金・設備資金・運転資金いずれの融資相談にも対応しています。岡山県内での事業基盤を持つ中小企業に向いた金融機関です。
桑名三重信用金庫
桑名三重信用金庫では、運転資金、設備資金、創業資金、私募債を資金調達メニューとして掲載している。運転資金では商業手形割引、商品仕入れ資金、資金繰り安定化のための資金を、設備資金では機械・車両・社屋等の購入資金を案内する。創業時は事業計画・資金計画の作成を支援し、プロパー融資、信用保証協会の創業関連融資、日本政策金融公庫との協調融資を含めて相談できる。資金調達の相談は取引店舗に問い合わせる。
岡崎信用金庫
岡崎信用金庫は愛知県岡崎市に本店を置き、愛知県全域と静岡県湖西市を営業地域とする信用金庫で、預金量3兆6,478億円・貸出金残高1兆7,904億円(いずれも2026年3月末時点)と全国の信用金庫でも上位の経営規模を持つ。法人向け融資は中長期の事業性資金に対応する「事業活性化ローン」、アパート・貸店舗の新築や購入資金に対応する「事業活性化アパートローン」を主軸に、新規創業予定者・創業後3年以内の事業者向けに原則無担保・自己資金30%で最高500万円まで利用できる「創業支援資金」を用意する。設備投資向けには所有する機械設備をリース会社に担保提供する「機械活用ローン」(融資額300万円以上1億円以内)、資金繰り対応には売掛債権・棚卸資産を担保とする信用保証協会保証扱いの「流動資産担保融資保証制度」がある。提携する商工会議所・商工会の会員企業向けには原則無担保の「商工会議所ローン」、アジア進出を検討する法人・個人事業主向けの「海外進出支援ローン」も備える。
富山信用金庫
富山信用金庫は富山市を中心に展開する信用金庫で、富山県内の中小企業・小規模事業者の法人融資ニーズに応えています。富山県は製造業の集積地として知られ、医薬品・機械・化学品製造業への融資に精通しています。地域産業の実情を熟知した担当者による審査が特徴で、財務内容だけでなく事業の継続性や地域経済への貢献を重視します。設備資金・運転資金・事業承継に関連する資金調達まで幅広く対応しており、富山県内で事業を行う製造業・建設業の法人が主な融資対象となっています。創業期の中小企業でも事業計画の内容次第で法人融資の審査を受けることができます。
大分信用金庫
大分信用金庫は大分市を中心に展開する信用金庫で、大分県内の中小企業・小規模事業者の事業資金調達を長年支援しています。温泉観光地として知られる大分県の特性を踏まえ、宿泊業・飲食業・観光関連事業への法人融資に理解が深い金融機関です。農業・水産業など一次産業への資金供給にも積極的で、地域産業の多様な資金需要に対応しています。信用金庫としての地域密着の姿勢から、事業規模が小さい法人や創業まもない企業でも返済計画と事業見通しをしっかり示すことで融資審査の対象となります。大分県内の事業拡大・設備投資を検討している法人にとって相談しやすい存在です。
水戸信用金庫
水戸信用金庫の法人・事業主向け融資は、地域企業支援ローン〈M-Assist〉、クイックローン・ビジネスNEW、農機具ローン〈みのりの季〉、創業支援ローン、自治金融制度・振興金融制度・中小企業パワーアップ制度、ビジネスカードローンを入口に選べる。M-Assistは原則無担保・保証人不要、ビジネスカードローンは事業用の運転資金・設備資金を極度額内で繰り返し利用できる。商品別の条件を確認し、最寄り窓口へ相談する。法人口座の開設時には、犯罪収益移転防止法に基づく取引時確認として、名称・本店所在地を確認する登記事項証明書・印鑑登録証明書、来店者の本人確認書類、事業内容を確認する登記事項証明書または定款の写し、実質的支配者(議決権25%超保有者等)の氏名・住所・生年月日の申告が必要となる。口座開設は来店のうえでの手続きとなり、審査期間の目安は公式サイトに記載がないため窓口で確認する。
長野信用金庫
長野信用金庫は長野市を中心に展開する信用金庫で、長野県内の中小企業・小規模事業者の事業資金調達を支援しています。長野県は精密機械・電子部品製造業のほか、農業・観光・食品加工など多様な産業が根付いており、各業種固有の資金需要に対応した法人融資が特徴です。地元事業者との長期的な取引関係を基本とする信用金庫の特性上、担保が十分でない場合でも経営者の実績・事業見通しを重視した審査が期待できます。長野県内での製造業・農業関連の設備投資や、観光・宿泊施設のリニューアル資金など、地域産業に密着した融資ニーズに応えています。
松本信用金庫
松本信用金庫は1922年(大正11年)創業、長野県松本市丸の内に本店を置く信用金庫です。松本市・塩尻市・大町市・安曇野市など長野県中信地域7エリアに店舗網を持ち、常勤役職員299人・預金量約4,466億円・貸出金残高約2,139億円(いずれも令和7年3月31日現在)の規模で地域の中小企業・個人事業主の事業資金調達を支えています。主力商品のしんきんビジネスローンは無担保・固定金利で最大1,000万円(創業資金は300万円以内)に対応し、スーパーご近所ローンは最短1日のスピード回答をうたう無担保融資です。SDGs/ESGサポートローンでは持続可能性の取り組みを条件に最大3,000万円の長期融資を提供するほか、しんきんビジネスサポートセンター「Matsu-ing」による創業から事業承継までの経営支援、OLTAと連携したクラウドファクタリングサービスも展開しています。
熊本信用金庫
熊本信用金庫(愛称「くましん」)は1923年に有限責任熊本市信用組合として創立され、1962年に現名称となった熊本市中央区手取本町に本店を置く信用金庫です。県内16店舗体制で熊本県内の中小企業・個人事業主の事業資金調達を支援し、「くましんビジネスローン」シリーズ(創業支援特別ローン・企業再生特別ローン・サポートI/II・熊商メンバーズサポートローン・ビジネスリピートローン・リファイン・コラボ産学官会員制度融資)と農業法人向け「農業経営支援ローン『大地』」で多様な資金需要に対応します。日本政策金融公庫との協調融資「創業サポート資金」(限度額2,000万円・それぞれ1,000万円以内、運転7年以内・設備20年以内)も取り扱い、創業期事業者の資金調達を支援しています。
金沢信用金庫
金沢信用金庫は石川県金沢市を拠点とする信用金庫で、北陸エリアの中小企業・小規模事業者の事業資金調達を支援しています。工芸・伝統産業・食文化で知られる金沢の地域特性を踏まえ、伝統工芸業者・飲食業・観光関連事業への法人融資に理解が深い金融機関です。製造業・建設業などの設備資金融資にも実績があり、石川県内の多様な産業に対応しています。信用金庫としての相互扶助の精神から、財務実績が限られた小規模事業者でも事業の継続性・地域への貢献を重視した審査を受けられます。北陸の中小企業が法人融資を検討する際の地元相談窓口として機能しています。
広島信用金庫
創業時の資金調達では、ひろしん創業支援制度融資の未来を確認できる。対象は当金庫の会員資格を有し、ひろしま創業サポートセンターの支援を受けた事業計画書を提出できる、創業後1年以内または第二創業後1年以内の事業者である。運転資金は1,000万円以内、運転資金と設備資金の合計は2,000万円以内で、当座貸越または証書貸付を選べる。融資には所定の審査があるため、創業・事業承継サポート室または店舗で、必要書類と利用可否を相談する。
秋田信用金庫
秋田信用金庫は秋田市を中心に展開する信用金庫で、秋田県内の中小企業・小規模事業者の事業資金調達を長年支えてきた地域金融機関です。農業・林業・食品加工業が基幹産業である秋田県の特性を踏まえ、農業法人・食品製造業の設備資金や運転資金融資に精通しています。人口減少が続く地域において、事業継続・後継者への承継に関連する融資相談にも対応しており、地域経済の維持に向けた柔軟なアプローチが特徴です。秋田県内で法人融資・事業資金調達を検討している中小企業にとって、地元密着の審査体制と長期的なサポートが期待できる金融機関です。
福井信用金庫
福井信用金庫は福井市を中心に展開する信用金庫で、福井県内の中小企業・小規模事業者の法人融資ニーズに対応しています。眼鏡フレーム製造・繊維産業など地場産業が根付く福井県の産業構造を踏まえた設備資金融資に実績があります。地域密着型の審査体制により、製造業の設備投資・後継者への承継関連資金・運転資金など幅広い事業資金の調達相談が可能です。メガバンクや地方銀行では対応しにくい小規模事業者の融資ニーズにも、事業計画書の内容と経営者の資質を重視した審査で応えています。福井県内での事業基盤を持つ中小企業にとって親身な対応が期待できる金融機関です。
山梨信用金庫
山梨信用金庫は甲府市に本店を置く信用金庫で、山梨県内の中小企業・小規模事業者への法人融資を担う地域金融機関です。ぶどう・もも・ワイン産業など山梨県固有の農業・食品産業への融資に理解が深く、農業法人や果樹農家への事業資金融資において地域の季節性・収益構造を踏まえた審査が特徴です。観光業・宿泊業の設備資金融資にも対応しており、富士山や自然観光を活かした事業者の資金調達を支援しています。財務内容が十分でない小規模事業者でも、事業継続の見通しと地域貢献の観点から審査を受けられます。法人口座の新規開設時には、履歴事項全部証明書(発行後6ヶ月以内)、来店者の公的な本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)、代表者以外が来店する場合の委任状、実質的支配者を確認できる資料(法人税確定申告書別表二・株主名簿・実質的支配者情報一覧等)の提示が必要で、開設理由・目的・事業内容の確認や場合により事務所訪問・代表者面談を経て、審査の回答までに2週間程度を要することがあります。
きのくに信用金庫
きのくに信用金庫は和歌山県を主な営業エリアとする信用金庫で、県内の中小企業・小規模事業者の事業資金調達を支援しています。林業・農業(梅・柑橘類)・観光業が盛んな和歌山県の産業特性を踏まえた法人融資に精通しており、農業法人や林業関連事業者への設備資金・運転資金融資において地域の実情を反映した審査が特徴です。宿泊業・温泉観光施設への設備投資資金融資にも対応しており、和歌山県内の多様な産業への資金供給を担っています。創業融資から事業拡大まで、地域に密着した長期的なサポートが期待できます。
鳥取信用金庫
鳥取信用金庫は鳥取市を中心に展開する信用金庫で、鳥取県内の中小企業・小規模事業者の法人融資ニーズに対応しています。農業・水産業・観光業が基幹産業である鳥取県の特性を踏まえ、農業法人や水産事業者への設備資金融資に実績があります。地方創生・移住促進が進む鳥取県において、移住起業者の創業融資や地域資源を活かした事業への法人融資に積極的な姿勢があります。財務規模が小さい事業者でも、事業の継続性と地域への貢献度を審査に反映する地域密着の審査体制が特徴です。鳥取県内で事業資金の調達を検討している中小企業に向いた金融機関です。
しまね信用金庫
しまね信用金庫は島根県を主な営業エリアとする信用金庫で、県内の中小企業・小規模事業者の事業資金調達を担っています。農業・林業・観光業(出雲大社・松江城周辺)が盛んな島根県の産業特性を踏まえ、農業法人や観光関連事業者への法人融資に理解があります。人口減少・高齢化が進む地域において、事業承継・後継者融資への対応も積極的に行っています。都市部の金融機関では対応しにくい地方小規模事業者の資金調達ニーズに、地域密着の審査で応える姿勢が特徴です。島根県内で法人融資を検討している中小企業・農業法人にとって相談しやすい金融機関です。
萩山口信用金庫
萩山口信用金庫は山口県萩市・山口市エリアを中心に活動する信用金庫で、地域の中小企業・小規模事業者への法人融資を担っています。漁業・農業・観光(萩の歴史的町並み)が地域産業の柱であり、水産業者・農業法人への事業資金融資において地域の産業サイクルを理解した審査が特徴です。建設業・小売業など地域の生活インフラを支える事業者への融資実績もあり、山口県内の多様な事業資金ニーズに対応しています。小規模事業者でも事業の継続性と地域での信頼関係を重視した審査が受けられる点が、地域密着の信用金庫ならではの強みです。
徳島信用金庫
徳島信用金庫は徳島市を中心に展開する信用金庫で、徳島県内の中小企業・小規模事業者の事業資金調達を支援しています。農業(すだち・れんこん等)・食品加工・建設業が根付く徳島県の産業構造を踏まえた法人融資に実績があります。地域密着の審査体制により、財務実績が限られた農業法人や創業間もない事業者でも事業計画の内容と地域貢献を重視した審査が期待できます。徳島県内での事業展開・設備投資・運転資金調達を検討している中小企業にとって、メガバンクや広域地方銀行よりも身近な相談ができる金融機関です。
佐賀信用金庫
佐賀信用金庫は佐賀市を中心に展開する信用金庫で、佐賀県内の中小企業・小規模事業者への法人融資を主な業務としています。農業(有機農業・玄界灘および有明海の水産業、特に有明海のりは全国1位)・製造業・建設業が盛んな佐賀県の産業特性を踏まえた融資に精通しており、農業法人・食品製造業への設備資金・運転資金融資に実績があります。地域の事業者との長期的な関係を基本とする信用金庫の審査スタイルにより、財務規模が小さい事業者でも将来性を重視した融資審査を受けられます。佐賀県内で法人融資を検討している中小企業にとって、地元金融機関として親身な対応が期待できます。
たちばな信用金庫
たちばな信用金庫は長崎県を主な営業エリアとする信用金庫で、県内の中小企業・小規模事業者の事業資金調達を支援しています。造船・水産業・観光業(軍艦島・グラバー園等)が基幹産業の長崎県において、水産業者・観光関連事業者・建設業への法人融資に実績があります。島嶼部を含む地域の多様な事業者の資金ニーズに対応しており、アクセスが難しいエリアの事業者でも窓口相談・訪問対応が可能です。事業規模が小さく都市部の金融機関での融資審査が難しい事業者でも、地域密着の審査で対応するケースがあります。長崎県内の中小企業融資に強みを持ちます。
コザ信用金庫
コザ信用金庫の法人融資は、公式ページの資金の調達と経営のサポートを合わせて見ると実務上の使いどころが分かりやすい。創業予定者・創業後5年以内の法人・個人向けにはコザしん創業サポートローンがあり、1,500万円以内、運転資金10年以内、設備資金20年以内、保証人原則不要で案内されている。経営相談サポートでは、融資や返済方法の見直しによる資金繰り支援に加え、外部支援機関や専門家と連携した売上拡大・経営改善相談を掲げる。事業承継サポートでは公的支援機関や民間M&A仲介業者と連携するため、創業、資金繰り、経営改善、承継を一体で相談したい事業者に向く。
岐阜信用金庫
岐阜信用金庫は岐阜市を中心に展開する信用金庫で、岐阜県内の中小企業・小規模事業者の法人融資ニーズに対応しています。製造業(刃物・繊維・木工製品)・建設業・農業が根付く岐阜県の産業構造を踏まえた融資に精通しており、地場産業の設備投資・運転資金融資において地域の実情を理解した審査が特徴です。名古屋経済圏に隣接する立地から、愛知県との取引が多い製造業・物流業への融資にも対応しています。創業融資から事業拡大・事業承継まで、各ステージに応じた事業資金の調達相談が可能で、メガバンクでは難しいケースでも検討できる地域金融機関です。
愛媛信用金庫
愛媛信用金庫の法人・個人事業主向け資金調達は、事業資金融資・代理貸付と、創業、保証人不要型、会員・税理士関与先向け、事業者カードローン、農業、環境保全、子育て支援向けの商品から確認できる。創業応援ローンは6か月以内に創業予定または創業後3年以内の法人・個人事業主向けで、500万円以内(NPO・農業創業は300万円以内)。あいしん創業・新事業ローンは3,000万円以内、保証人不要型のあいしん事業者融資は3,000万円以内である。創業から事業承継までの相談体制として、地域事業振興部に業種別の担当者を配置し、四国財務局・四国経済産業局認定の「経営革新等支援機関」として個別相談やコンサルティング支援を行っている。創業応援パッケージでは創業セミナーの開催や個別相談、創業融資制度の取扱いを通じて創業期から安定期までの事業者を支援している。
鹿児島信用金庫
鹿児島信用金庫の法人・事業者向け融資は、公式に確認できるかしんビジネスフリーローンを入口に整理できる。資金使途は事業性資金で、運転資金、設備資金、借換資金に利用でき、ご融資額は10万円以上1,000万円以下、WEB完結の場合は500万円以下、ご融資期間は6カ月以上15年以内。対象は個人事業主・法人役員で、担保・保証人は不要、保証会社はクレディセゾン。WEB完結型は便利だが、営業区域、本人確認済み口座、本人確認書類、届出情報の一致など条件があるため、指名検索で支店や法人融資を探している事業者は、WEB完結で足りるか、窓口で通常融資・制度融資を相談すべきかを切り分けたい。
高松信用金庫
高松信用金庫は香川県高松市を中心に展開する信用金庫で、県内の中小企業・小規模事業者への法人融資を主な業務としています。讃岐うどん産業・観光業・製造業・建設業など香川県の多様な産業に精通した融資体制が特徴です。食品製造業・飲食業・観光関連施設への設備資金融資において、地域産業の収益構造を理解した審査が期待できます。四国内での事業拠点を持つ中小企業が法人融資を検討する際、地元信用金庫としての密着したサポートと、都市銀行よりも柔軟な審査対応が選ばれる理由になっています。
宮崎第一信用金庫
宮崎第一信用金庫は宮崎県を主な営業エリアとする信用金庫で、県内の中小企業・小規模事業者の事業資金調達を支援しています。農業(マンゴー・ピーマン・地鶏)・観光業・建設業が地域産業の中核を担う宮崎県において、農業法人・食品製造業・宿泊観光業への法人融資に実績があります。地域密着の審査体制から、財務実績が浅い農業法人や創業期の中小企業でも事業計画の内容と地域貢献を評価した融資審査が受けられます。宮崎県内での事業基盤を持つ中小企業・農業法人が法人融資を検討する際の、身近な金融機関として機能しています。
佐賀銀行
佐賀銀行は佐賀県を地盤とする地方銀行で、九州北部エリアの中小企業・中堅企業の法人融資を幅広く手がけています。農業(有機農業・佐賀牛等)・食品加工・製造業・建設業など佐賀県の主要産業に精通した融資体制が整っており、農業法人や食品製造業への設備資金・運転資金融資に実績があります。信用金庫よりも融資規模の大きい案件にも対応可能で、事業拡大期の中堅企業が大型設備投資や事業承継のための資金調達を検討する際にも相談できる金融機関です。福岡・長崎・熊本など九州各県との取引にも対応しており、九州エリアでの事業展開を進める法人に向いています。
十八親和銀行
十八親和銀行は長崎県を地盤とする地方銀行で、2020年に十八銀行と親和銀行が合併して誕生した長崎最大の地方銀行です。県内の中小企業・中堅企業への法人融資を幅広く担っており、造船・水産業・観光業・建設業など長崎県の主要産業に深い知見を持ちます。島嶼部を含む長崎県全域に支店ネットワークを持ち、アクセスの難しい地域の事業者の資金調達にも対応しています。信用金庫では規模的に難しい大型融資案件にも対応可能で、事業拡大・設備増強・M&Aなど成長フェーズの中堅企業の資金ニーズにも応じています。長崎県内で事業資金を調達する法人の主要な選択肢の一つです。
宮崎銀行
宮崎銀行は宮崎県を地盤とする地方銀行で、県内唯一の本店県内地方銀行として中小企業から中堅企業まで幅広い法人融資を担っています。農業(宮崎牛・マンゴー・ピーマン)・食品加工・観光業・建設業など宮崎県の主要産業に精通した審査体制が特徴です。信用金庫よりも融資規模の大きい案件や、複数事業にまたがる資金ニーズにも対応可能で、事業承継・不動産担保融資・設備資金など多様な法人融資メニューを持ちます。地方銀行としての資本力と地域密着の両面を活かし、宮崎県内での事業拡大・新規投資を検討している中小企業・農業法人にとって頼りになる資金調達パートナーです。