スコアリングローンとは、審査担当者の定性的判断よりもAIや統計モデルを使った定量的なスコアリング(点数付け)を中心に審査するローンのことです。
仕組みの特徴
会計データ・売上変動・税務申告・銀行口座の入出金パターンなどを自動的に分析し、返済確率をスコアで算出します。人間の担当者が介在する割合が低いため、審査が早い(最短即日〜数営業日)のが特徴です。
スコアリングローンを提供する主な金融機関
機関商品名(例)特徴
GMOあおぞらネット銀行ビジネスローン売上データ連携審査
PayPay銀行ビジネスローンアカウント情報を活用
freee Capitalfreeeファイナンス会計ソフト連携
弥生会計弥生ビジネスローン弥生データ活用
活用できるケース・できないケース
ネット銀行のスコアリングは小口(〜1,000万円程度)に向いており、金利は高め(年3〜15%)。担保・保証人不要の場合が多い。大口や長期設備融資には向かないため、補完的な手段として使うのが適切です。
メリットとデメリット
メリット:審査が速い・書類が少ない・担当者との面談不要。デメリット:金利が高い・融資額の上限が低い・スコアが低いと否決されやすい。
申込・比較での使いどころ
急ぎの運転資金を検討するときは、必要な着金日と必要額を先に決め、スコアリングローンで間に合う範囲かを確認します。申込前には、連携する会計・口座データが最新か、返済原資をどの売上から出すかを整理してください。提示条件は、借入額だけでなく金利・返済回数・手数料を既存取引先の融資案と並べて、速さに対して負担が見合うかを判断します。
出典:https://www.boj.or.jp/finsys/c_aft/workshop/data/rel190215d2.pdf