本文へスキップ
法人融資ナビ2026年最新版
用語
保証制度よみ:けいえいしゃほしょうがいどらいん

経営者保証ガイドラインとは|法人融資審査での意味・見方・注意点【2026年】

中小企業の経営者個人が会社の借入に個人保証をする「経営者保証」の慣行を見直すためのガイドライン。2014年施行。保証なし融資の普及を促進する。

執筆: 法人融資ナビ編集部 / 公開: 2026-04-20 / 更新: 2026-07-19

経営者保証ガイドラインは、中小企業・小規模事業者の経営者が法人の融資に個人保証(連帯保証)を提供する慣行を見直すために、金融庁・日本商工会議所・全国銀行協会が策定したガイドラインです。2014年2月に運用が開始されました。

ガイドラインの3つの原則

1.法人と個人の分離:法人の財産と経営者個人の財産が明確に区分されていること
2.財務情報の開示:財務諸表を定期的に金融機関に開示していること
3.経営の健全性:過大な役員報酬・オーナー個人への過大な貸付がないこと

上記3条件を満たす企業は、金融機関から経営者保証なし(またはその代替として一定の条件付き)で融資を受けやすくなります。

保証なし融資への流れ

2023年4月からは金融庁の監督指針改正により、銀行は経営者保証を求める場合にその理由を具体的に説明し、記録として残すことが義務付けられました(ガイドライン自体の改定ではなく、金融機関を監督する行政ルールの変更)。「なぜ保証が必要か」の説明なしに保証を求める慣行に歯止めがかかっています。

経営者にとってのメリット

廃業時に個人資産を過度に失うリスクが軽減される
後継者が「親の保証債務を引き継ぎたくない」という事業継承阻害要因が減る
経営者個人の新たな起業・経営へのチャレンジが促進される

現実の活用

創業期・財務基盤の弱い企業では依然として保証を求められるケースが多いです。財務改善を進めながら「法人と個人の分離」を徹底することで、将来的な保証免除へのステップを積み上げることが重要です。

出典:https://www.fsa.go.jp/policy/hoshou_jirei/index.html

関連用語
他の用語を調べる

融資の申込・銀行の選び方をガイドで確認