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スプレッドとは|融資金利の上乗せ分・目安・交渉の可能性【2026年】

基準金利(プライムレート)に上乗せされる金利差。企業の信用力・担保・取引関係によって変わり、信用力が高いほど小さくなる。

執筆: 法人融資ナビ編集部 / 公開: 2026-04-20 / 更新: 2026-07-19

スプレッド(spread)とは、銀行の融資金利においてプライムレートなどの基準金利に上乗せされる金利の差(マージン)のことです。企業固有の信用リスクを反映した上乗せ分です。

融資金利の構造

融資金利 = 基準金利(短プラ or 長プラ)+ スプレッド(信用リスク上乗せ分)

スプレッドを決める要因

要因影響
自己資本比率(高いほど有利)スプレッドが小さくなる
財務状況(黒字継続・改善傾向)スプレッドが小さくなる
担保提供(不動産・有価証券)スプレッドが小さくなる
取引関係(預金・決済の集中度)スプレッドが小さくなる
業歴・業種安定業種は小さくなる

スプレッドの目安

優良大企業(都市銀行プライム顧客):0〜0.3%
健全な中小企業(地方銀行):0.5〜1.5%
信用が普通の中小企業(信用金庫):1.5〜3.0%
創業期・財務悪化企業:3.0〜5.0%以上

交渉可能か

スプレッドは交渉できます。財務改善・担保追加・取引深耕(預金・保険・給与振込の集中)を条件に、スプレッドの引き下げを求めることが可能です。複数行からの見積もり比較も有効な交渉戦術です。

申込・交渉での使いどころ

銀行へ相談するときは、提示金利を一つの数字だけで比べず、基準金利・スプレッド・借入期間・返済方法を同じ条件で書き出します。そのうえで、直近の決算改善や預金・決済の取引状況など、上乗せ幅を見直してほしい根拠を一つずつ示してください。「何を改善すれば次回の条件に反映されるか」も確認すると、次の交渉の準備につながります。

出典:https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/rev_2006/data/rev06j06.pdf

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