売掛金担保融資(インボイスディスカウント)とは、企業が保有する売掛金を担保として銀行等から資金調達する手法です。売掛金を「売却」するファクタリングとは異なり、売掛金を担保として預けながらも所有権は企業側に残ります。
ファクタリングとの違い
比較項目売掛金担保融資ファクタリング
法的性質融資(返済義務あり)売掛債権の売却(返済義務なし)
売掛先への通知原則不要3社間は通知必要
コスト金利1〜3%/年手数料2〜20%/件
貸倒リスク借主が負担(遡及あり)ファクタリング会社が負担(遡及なし)
ABL(Asset Based Lending)との関係
売掛金担保融資はABL(動産・債権担保融資)の一形態です。ABLでは売掛金以外にも在庫・機械設備を担保にした融資が可能です。
利用に向いている企業
▸BtoB取引が主体で売掛金が継続発生する企業
▸不動産担保がなく、通常の担保融資を受けにくい企業
▸季節変動が大きく、仕入代金の先払いが必要な業種(小売・卸売・製造等)
申込み先
日本政策金融公庫の「経営改善貸付(マル経)」の一部でも対応。民間では地方銀行・信用金庫がABL対応窓口を設けているケースが増えています。