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ABL(動産・債権担保融資)とは|法人融資審査での意味・見方・注意点【2026年】

不動産以外の動産(在庫・機械設備)や売掛債権を担保にした融資。不動産を持たない中小企業が活用できる比較的新しい手法。

執筆: 法人融資ナビ編集部 / 公開: 2026-04-20 / 更新: 2026-07-19

ABL(Asset Based Lending:動産・債権担保融資)とは、企業が保有する動産(在庫・機械設備・車両など)や売掛債権(請求書)を担保にした融資形態です。

従来の担保との違い

従来の担保融資では不動産(土地・建物)が中心でしたが、ABLでは不動産を持たない製造業・卸売業・IT企業なども担保融資を利用できます。

ABLで担保になるもの

在庫・棚卸資産:製品・原材料・仕掛品
機械設備:生産ライン・建設機械・医療機器
売掛債権:取引先への請求書・受注確認書
農産物・畜産物(農業分野)
知的財産権(特許・商標、一部の機関限定)

仕組み

1.企業が担保として提供する動産・債権の評価を行う
2.担保評価額の一定割合(通常50〜70%)を融資額の上限に設定
3.担保の価値は定期的に見直され、価値が下がると融資額が減少する

在庫担保融資の特徴

在庫は入れ替わり続けるため「流動担保」として管理されます。月次で在庫残高を報告し、担保価値を維持する必要があります。担保価値が下がると追加担保の提供や一部返済を求められます。

活用しやすい業種

製造業・卸売業・建設業など大量の在庫や機械設備を保有する業種に適しています。一方、サービス業やIT業は担保にできる動産が少ないため、ABLの活用余地は限られます。

注意点

ABL対応の金融機関は国内ではまだ限られています。商工中金・一部の地方銀行・日本政策金融公庫がABLに積極的な機関として知られています。

出典:https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/ABL/06.pdf

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