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コミットメントラインとは|法人融資審査での意味・見方・注意点【2026年】

銀行があらかじめ融資枠を確約する契約。当座貸越に近い仕組みで、金利とは別に手数料がかかる(計算方法と料率は契約で決まる)。

執筆: 法人融資ナビ編集部 / 公開: 2026-04-20 / 更新: 2026-08-28

コミットメントライン(commitment line)とは、企業と銀行があらかじめ契約した期間・融資枠の範囲内で、企業の請求に基づいて銀行が融資を実行することを約束(コミット)する契約です。似た仕組みに当座貸越があります。

当座貸越と似ている点と、コミットメントラインの特徴

当座貸越も、あらかじめ設定した極度額の範囲内で借り入れと返済を繰り返せる点でコミットメントラインと似ています。三井住友銀行の案内では、コミットメントラインには次の特徴があります(手数料は下のコミットメントフィーの節)。

▸審査と実行義務:契約締結に際しては所定の審査があり、契約書に定める条件に従って銀行の貸付実行義務が免除される場合がある
▸契約方法:各金融機関と個別に結ぶバイラテラル方式(相対型)と、アレンジャーを中心に複数の金融機関と同一条件で結ぶシンジケート方式(協調型)の二通り

コミットメントフィー

コミットメントラインでは、金利とは別にコミットメントフィー等の手数料がかかります。手数料の計算方法と料率は契約で決まります。

▸料率:三井住友銀行の案内には記載がない。金利とは別にコミットメントフィー等の手数料が必要で、詳細は取引店へ問い合わせるよう案内されている

利点

▸契約で定めた貸出の条件を満たしている範囲で、必要な時に資金を調達できる「緊急時の保険」として機能
▸契約期間中は融資枠が約束されているため、契約の条件を満たしていれば急な資金需要にも対応しやすい

設定の条件

コミットメントラインの設定には通常の融資審査と同様のプロセスが必要です。三井住友銀行の案内では、融資枠は予め契約した期間の範囲内で約束され、契約書に定める条件に従って銀行の貸付実行義務が免除される場合があります。契約期間が終わった後の扱いも含めて、契約の条件を締結前に確認します。

申込・交渉での使いどころ

資金繰り表から、資金が必要になりやすい月と必要額を先に整理します。申込時は枠の金額だけでなく、手数料の計算方法と料率、利用できる期間、更新時に見直される条件を同じ表で確認してください。緊急時に何の支払いへ充てる枠かまで説明できると、通常の借入と区別して相談しやすくなります。

出典:https://www.boj.or.jp/statistics/outline/notice_2002/ntcom01.htm

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